友達のMODサーバーに入るとき、参加する側がやることは4つです。 サーバーと同じローダーを入れ、同じバージョンを選び、同じMODをmodsフォルダに入れ、IPアドレスで接続します。 このうち3つは「サーバーと同じものを揃える」作業なので、先に主催者から情報をもらうと早く終わります。

先に主催者へ聞く4項目

聞くこと 例
Minecraftのバージョン 1.20.1
ローダーと版 Forge 47.3.0
MODの配布方法 zipを配る / MODパック名を伝える
接続先 192.0.2.10 または mc.example.com

この4つが揃っていないと、あとの手順で必ず詰まります。 特にローダーの版は、Forgeの47.3.0と47.2.0のように細かく違うと弾かれることがあります。

主催者がMODパック(CurseForgeやModrinthで配布されている詰め合わせ)を使っている場合は、パック名とバージョンだけ聞けば十分です。手順は最後の節で説明します。

STEP1: ローダーを入れる

Minecraftの公式ランチャーとは別に、ローダーのインストーラーを実行します。

  1. 配布元からインストーラーをダウンロードする(Forgeは files.minecraftforge.net、NeoForgeは neoforged.net、Fabricは fabricmc.net)
  2. インストーラーを起動し、Install client を選ぶ
  3. Minecraftのバージョンとローダーの版が、主催者に聞いたものと一致しているか確認する
  4. インストール後、公式ランチャーの起動構成に新しい項目が増えていることを確認する

Fabricの場合は、あわせて Fabric API をMODとして入れます。多くのMODがこれを前提にしているためです。

STEP2: MODを入れる

一度ローダーの起動構成でMinecraftを起動して終了すると、modsフォルダができます。 場所はWindowsなら %APPDATA%\.minecraft\mods です。エクスプローラーのアドレス欄にそのまま貼れば開きます。

ここに、主催者からもらったjarファイルを入れます。フォルダを作らず、jarを直接置いてください。

MODの入手方法は2つです。

  • 主催者がzipでまとめて配る。中身をmodsに展開する。これが最も確実です
  • 自分でCurseForgeやModrinthからダウンロードする。この場合、MODのバージョンとローダーを1つずつ合わせる必要があります

同じMODでも、1.20.1向けと1.21向けは別のファイルです。ダウンロードページで対応バージョンを確認してください。

クライアントに入れなくていいMODもある

MODには、サーバーだけに入れるもの、クライアントだけに入れるもの、両方に入れるものがあります。 サーバー専用のMOD(チャンク事前生成や権限管理など)は、参加者が入れる必要はありません。

判断に迷ったら、主催者が配ったzipの中身をそのまま使ってください。 どのMODがどちら側に必要かはサーバー運営者向けの便利MOD12選の表でも確認できます。

軽量化MODや操作補助MODのように、クライアント側だけに入れるものは、サーバーに無くても入れて構いません。 ただしサーバーが「MOD構成の一致」を厳しく確認する設定の場合、余計なMODが原因で弾かれることがあります。その場合は一度外してください。 自動クリックなど一部の機能をルールで禁止しているサーバーもあります。操作補助MODの例はTweakeroo機能一覧の「マルチサーバーで使う前に」にまとめています。

STEP3: メモリを割り当てる

大型MODパックは、初期設定のメモリでは起動しません。公式ランチャーの起動構成から割り当てを変えます。

  1. ランチャーの起動構成を開き、対象の構成を編集する
  2. その他のオプションを開き、JVMの引数にある -Xmx2G の数値を変える
  3. MODが数十個なら4G、大型MODパックなら6G〜8Gが目安

搭載メモリの半分程度までにしてください。16GBのPCで12Gを割り当てると、Windows側が足りなくなって逆に重くなります。 必要量の考え方はMODサーバーに必要なメモリの目安と同じです。

STEP4: サーバーに接続する

  1. ローダーの起動構成でMinecraftを起動する
  2. タイトル画面でMODの読み込みが終わるのを待つ(初回は数分かかります)
  3. マルチプレイを選ぶ
  4. サーバーを追加を選び、サーバーアドレスに主催者から聞いた接続先を入力する
  5. 完了を押し、一覧に出たサーバーを選んで参加する

接続先の書き方は2通りあります。ポートが既定の25565ならIPアドレスだけで入れます。 別のポートを使っている場合は 192.0.2.10:25566 のようにコロンで続けます。

サーバー一覧に緑のバーと参加人数が表示されれば、通信はできています。ここで赤い×が出る場合は、次の節へ進んでください。

つながらないときの見分け方

画面に出るもの 主な原因 対処
Outdated server / client バージョン違い バージョンの直し方
Incompatible FML modlist MOD構成の違い 不足MODの特定
Connection refused サーバーが起動していない、ポート違い 原因の切り分け
Connection timed out ファイアウォールや経路の問題 原因の切り分け
Failed to verify username 認証サーバーとの通信 対処
io.netty.channel… 接続の切断全般 対処

自分だけ入れないのか、全員入れないのかで原因が分かれます。全体の切り分けは友達がサーバーに入れない時のチェックリストにまとめています。

MODパックを使っている場合の近道

主催者がATM10やDawnCraftのようなMODパックを使っているなら、個別にMODを集める必要はありません。 CurseForgeアプリやModrinthアプリ、PrismLauncherなどのランチャーでパック名を検索し、サーバーと同じバージョンを入れるだけです。

この方法ならローダーとMOD構成が自動で揃うため、STEP1とSTEP2をまとめて省けます。 メモリの割り当ては、ランチャー側の設定画面で行います。

統合版の人が混ざる場合

Java版のサーバーには、統合版(Switch・スマホ・Windows版)からそのままでは入れません。 別のゲームとして扱われるためです。

主催者がサーバーにGeyserを入れている場合だけ、統合版から参加できます。 仕組みと導入はJava版と統合版のクロスプレイにまとめています。

よくある質問

Q. MODを入れたらMinecraftが起動しなくなった。
A. modsフォルダの中身を半分だけ別の場所に移して起動し、どちら側に原因があるか絞り込みます。バージョン違いのjarが混ざっている場合が多いです。
Q. 主催者と同じMODを入れたのに弾かれる。
A. MODのバージョンまで一致しているか確認してください。同じMOD名でも版が違うと別物として扱われます。zipをもらい直すのが確実です。
Q. サーバー一覧に表示されない。
A. アドレスの入力ミスが原因のことが多いです。全角の記号が混ざっていないか、余計な空白が入っていないか確認してください。
Q. 影MODも入れていい?
A. 入れて構いません。影MODは見た目だけを変えるクライアント側の機能で、サーバーには影響しません(影MODのPC要件)。
Q. 自分でもサーバーを立てたい。
A. Forgeサーバーの立て方から始められます。費用の目安は人数別の費用とスペックにあります。

参加する側の作業は、結局「サーバーと同じ環境を作る」ことに尽きます。 主催者がzipでMODを配る形にすると、参加者の手間もトラブルもまとめて減ります。