Incompatible FML modlistは、MODが非互換でサーバーに入れないときにForgeが出すエラーです。サーバーとクライアントのMOD構成が一致していないことを示します。回線やポート開放は関係ありません。
原因はMODの過不足、同じMODのバージョン違い、Forge本体のバージョン違いの3つです。直し方は、ホストのmodsフォルダをzipで配って全員が丸ごと差し替える方法が最も早く確実です。
MOD非互換でサーバーに入れない仕組み
サーバー一覧に赤い✕印とIncompatible FML modded serverが表示されます。
そのまま接続すると、次のどちらかの表示で弾かれます。
Incompatible FML modlist
Mod rejections [〜]
Forgeサーバーは接続時に、クライアントとサーバーのMOD一覧とバージョンを照合します。
一覧が合わないと接続を拒否します。問題になったMOD名はMod rejectionsの後ろの括弧内に表示されます
(出典: Akliz - Incompatible FML Modded Server、2026-08-26時点)。
回線やポート開放を見直してもこのエラーは消えません。直す対象はMOD構成です。
原因は3つに分けられる
①MODの過不足
サーバーにあってクライアントにないMOD、またはその逆です。 「友達が便利MODを1個追加した」「ホストがサーバーだけ更新した」のように、どちらかが構成を触った直後に起きたなら、まずその差分を疑います。
②同じMODのバージョン違い
MOD名が同じでも、somemod-1.20.1-2.3.1とsomemod-1.20.1-2.4.0は別物として弾かれることがあります。
同じMODはサーバーとクライアントで同じバージョンに揃えます
(出典: PiglinHost - FML incompatible modded server、2026-08-26時点)。
③Forge本体のバージョン違い
Minecraftのバージョンだけでなく、Forgeのバージョン(例 47.2.0)もサーバーと揃えます。 クライアントがどのForgeを使っているかは、ランチャーの起動構成で確認します。
参加する側の手順を最初から確認するならMODサーバーへの入り方へ。
解決手順: modsフォルダを丸ごと同期する
差分を1個ずつ探す方法もありますが、MODが数十個あると時間がかかります。 ホストの構成を正としてコピーするほうが確実です。
- サーバー側の構成を確定する: サーバーの
modsフォルダが正常に起動する状態であることを確認します(起動しないなら先にクラッシュレポートの読み方で解決します) - zipを作る: サーバーの
modsフォルダをzip圧縮します。合わせて使用中のForgeバージョンをメモしておきます - 配布する: Discordやファイル共有サービスでメンバー全員に配ります
- 差し替える: 各自が
.minecraft側のmodsの中身を全部退避してから、zipの中身をそのまま入れます(混ぜると②のバージョン違いが残ります) - Forgeを揃えて接続する: メモしたバージョンのForgeプロファイルで起動し、接続します
クライアント専用MODの扱い
影MOD(シェーダー)・ミニマップ・軽量化系のクライアント専用MODは、サーバー側になくても接続できるものが多いです。 サーバーと同期が必要なのは、ワールドに影響するMODです。
クライアント専用MODをサーバー側に入れると、サーバーが起動時にクラッシュします(invalid dist DEDICATED_SERVERエラー)。
この場合はクラッシュレポートの読み方のパターン②を参照してください。
切り分け中は、クライアント専用MODもいったん外して素の構成で試すと原因が絞れます。
構成が同じはずなのに出る場合
- 表示だけで接続はできる: BungeeCord等の中継サーバー(プロキシ)経由では、一覧に✕が出ても接続できる場合があります。表示を消すだけの専用クライアントMODも存在します(出典: CurseForge - My Server Is Compatible、2026-08-26時点)。まずは✕を無視して接続を試します
- 手動変更の巻き戻し忘れ: 個別にMODを更新・追加した記憶があるなら、その変更を元に戻します
- 最終手段: サーバー側・クライアント側の両方をクリーンに入れ直します。配布モードパック(modpack)を使っているなら、ランチャーから同じバージョンを入れ直すのが早いです
配布したzipで全員の構成が揃うと、サーバー一覧の✕が消えてプレイヤー数が表示されます。 この表示になれば同期は完了です。
よくある質問(FAQ)
Q. 赤い✕が出ていても入れることがあるのはなぜ?
✕は一覧表示の時点での簡易判定です。プロキシ経由の接続や、接続に影響しないMOD差分では、✕のまま入れることがあります。 入れるなら実害はありません。入れないときだけ本記事の手順で同期します。
Q. MODのバージョンはどこで確認できる?
jarファイル名(例 jei-1.20.1-forge-15.2.0.27.jar)にバージョンが含まれます。
ゲーム内では、タイトル画面の「MOD」ボタンの一覧でも確認できます。
サーバー側はmodsフォルダのファイル名を直接見ます。
Q. メンバーが増えるたびにzipを配る手間を減らす方法は?
構成をmodpack化してランチャー(CurseForge App等)で共有すると、全員が「同じパックの同じバージョンを入れる」だけで揃います。 サーバー側の構成更新も含めた運用の全体像はForgeサーバーの立て方で解説しています。
次に読む:
- 構成を揃えたのに別のエラーで入れない → 友達がサーバーに入れない時の原因チェックリスト
- 同期作業のたびにサーバーが落ちる → Forgeサーバーが起動しない時のクラッシュレポートの読み方