MODサーバーを立てたら、最初にspark(重さの計測)、Chunky(チャンクの事前生成)、Clumps(経験値オーブの統合)、FerriteCore(メモリ削減)の4本を入れます。4本とも参加者側は何も入れなくて済みます。 参加者が増えたらLuckPerms(権限)とOpen Parties and Claims(土地保護)を足し、ボイスチャットが要るならSimple Voice Chatを両方に入れます。 この記事の12本はすべて1.20.1と1.21.1の両方に対応しています。DL数は2026-09-08時点のModrinthの値です。
一覧
| MOD | 導入先 | 対応 | Modrinth DL |
|---|---|---|---|
| spark | どちらでも可 | Fabric/Forge/NeoForge/Paper | 2,162万 |
| Chunky | どちらでも可 | Fabric/Forge/NeoForge/Paper | 1,755万 |
| Clumps | どちらでも可 | Fabric/Forge/NeoForge | 3,743万 |
| FerriteCore | どちらでも可 | Fabric/Forge/NeoForge | 1億4,814万 |
| Simple Voice Chat | どちらでも可(両方推奨) | Fabric/Forge/NeoForge/Paper | 6,732万 |
| LuckPerms | サーバー専用 | Fabric/Forge/NeoForge/Paper | 265万 |
| Open Parties and Claims | サーバー(クライアント任意) | Fabric/Forge/NeoForge | 2,175万 |
| BlueMap | サーバー専用 | Fabric/Forge/NeoForge/Paper | 48万 |
| Dynmap | サーバー専用 | Fabric/Forge/Paper | 49万 |
| Universal Graves | サーバー専用 | Fabric | 466万 |
| Corpse | 両方必須 | Forge/NeoForge | 429万 |
| Essential Commands | サーバー専用 | Fabric | 47万 |
| No Chat Reports | どちらでも可 | Fabric/Forge/NeoForge | 5,643万 |
重さの計測と軽量化
spark
sparkは、何が重いのかを計測するプロファイラです。
/spark profilerで数十秒サンプリングすると、どのMOD・どのエンティティがティックを消費しているかをブラウザで確認できます。
MODサーバーの重さ対策はこの計測から始めます。手順はMODサーバーが重い時の対処法にあります。
Chunky
Chunkyは、指定した半径のチャンクを先に生成しておくMODです。 探索中に新しいチャンクを生成する負荷がなくなるので、ワールド生成系MODを入れた鯖では体感が変わります。 生成中はCPUを使い切ります。参加者がいない時間に回してください。
Clumps
Clumpsは、経験値オーブを1つにまとめます。 経験値トラップで数百個のオーブが出てもエンティティ数が増えないので、放置系装置を置く鯖ではほぼ必須です。参加者側は入れなくても動きます。
FerriteCore / ModernFix / ServerCore
この3本は、メモリ使用量とロード時間を減らすMODです。 役割が重ならないように組む必要があります。組み合わせは軽量化MODの組み合わせにまとめています。
参加者の管理
LuckPerms
LuckPermsは、誰がどのコマンドを使えるかを細かく決める権限管理MODです。プラグイン版とMOD版があります。
OP権限を配らずに/homeや/tpaだけ許可する運用ができます。サーバー専用です。
Open Parties and Claims
Open Parties and Claimsは、チャンク単位で土地を保護し、他人がブロックを壊せないようにするMODです。 パーティ(チーム)機能もあり、フレンド以外の荒らしを防げます。 サーバー側は必須です。参加者が入れると、地図上で保護範囲を見られます。
Essential Commands(Fabric)
Essential Commandsは、/home・/spawn・/tpa・/warpなどのコマンドをFabricサーバーに追加します。Paperのプラグインでおなじみのコマンド群です。
Forge/NeoForgeでは同種のMODを配布ページで探します。サーバー専用です。
ボイスチャット
Simple Voice Chat
Simple Voice Chatは、Discordを使わずにゲーム内で近接ボイスチャットをするMODです。 距離で声が減衰するため、近くにいる人だけに聞こえる遊び方ができます。Modrinthで6,732万DLです。
サーバーとクライアントの両方に入れます。入れていない参加者も普通に遊べますが、声は聞こえません。 Discordと違ってノイズ抑制がないため、参加者のマイク環境がそのまま出ます。機材の選び方はボイスチャット用ヘッドセット・マイクの選び方へ。
Web地図
BlueMap / Dynmap
BlueMapは3D、Dynmapは2Dで、ワールドをブラウザで見られる地図です。 どちらもサーバー専用で、Webサーバーとして別のポート(BlueMapは既定8100番)を開けます。
- 初回の全体描画は数時間かかり、その間CPUとディスクを使う
- 描画済みの地図データはワールドとは別にディスクを消費する(数GB〜)
- 参加者が10人を超えて、誰がどこにいるかを共有したくなったら入れる
死亡時のアイテム保護
Universal Graves(Fabric) / Corpse(Forge・NeoForge)
この2本は、死亡地点に墓や遺体を置いてアイテムが消えないようにします。 Universal GravesはFabricのサーバー専用、CorpseはForge/NeoForgeで両方必須です。 高難度MOD構成では、死んでアイテムが全部消えたことが引退の理由になりやすいので、序盤から入れておきます。
チャット通報
No Chat Reports
No Chat Reportsは、1.19以降のチャット通報機能を無効化し、「安全でないサーバー」の警告を消します。 サーバー側だけでも動きます。参加者にも入れてもらうと、接続時の警告が出なくなります。 公式の通報機能を切るMODなので、運営方針として参加者に明示しておく必要があります。
サーバー側だけに入れる12本の負荷
| 区分 | MOD | 負荷 |
|---|---|---|
| 軽い | spark・Clumps・FerriteCore・LuckPerms・No Chat Reports・Essential Commands | 無視できる |
| 一時的に重い | Chunky(生成中)・BlueMap/Dynmap(描画中) | 参加者のいない時間に |
| 常時わずか | Open Parties and Claims・Simple Voice Chat・Universal Graves/Corpse | 数人規模では体感なし |
Official site
ボイスチャットのUDPポート開放はConoHaのセキュリティグループで設定できます
【ConoHa for GAME】マルチプレイがかんたんにすぐ遊べるゲームサーバープラン価格は公式サイトで要確認(2026-09-08時点の表記)
よくある質問
- Q. Paper(プラグイン)とMOD版はどちらを使う?
- A. MODサーバー(Forge/NeoForge/Fabric)ならMOD版です。バニラ鯖でプラグインだけ使うならPaperが軽いです。選び方はプラグインの選び方にまとめています。
- Q. LuckPermsは小規模でも必要?
- A. 3〜4人の友人鯖なら不要です。知らない人を入れ始めたら、OPを配る前に入れます。
- Q. Simple Voice Chatのポートは25565と同じにできる?
- A. 既定は別のUDPポートです。設定で変更できますが、まずは既定の24454をファイアウォールで許可するのが確実です。
- Q. BlueMapを入れたらサーバーが重くなったのはなぜ?
- A. 初回描画中だからです。描画が終われば負荷は下がります。参加者がいる時間は描画を一時停止する設定もあります。
運営系のMODは参加者に何も要求しないものが多く、後から足しても混乱がありません。 ほかのジャンルは便利MODおすすめ50選、モブ数の調整はサーバーのモブ数を制御する設定へ。
出典: Modrinth各配布ページとModrinth公開API(2026-09-08時点)。Simple Voice Chatの既定ポートとBlueMapの既定ポートは各配布ページの記載。