26.4-snapshot-1は2026年9月22日に公開されました。内容は小さな変更とバグ修正が中心です。 サーバー運営者に関わる変更は、server.propertiesに増えた3項目(allowed-connection-ids・status-contact-details・enable-legacy-status)です。合言葉を付けた接続だけを通す仕組みと、接続アドレスの新しい書式が入りました。 必要なJavaは26.3と同じJava 25です。

26.4スナップショット1の基本情報

項目 値
バージョン 26.4-snapshot-1
公開日 2026年9月22日
必要なJava Java 25
データパック pack format 122.0
リソースパック 98.0

スナップショットは開発版です。本番のワールドやサーバーには入れないでください。 ワールドを一度スナップショットで開くと、前のバージョンで開けなくなることがあります。 Java 25の用意はJava 25をサーバーに入れる手順で解説しています。

server.propertiesに追加された3項目

今回の中で最も大きい変更は、サーバー設定ファイルに3つの項目が増えたことです。

項目 何をするか
allowed-connection-ids 接続に必要なIDをカンマ区切りで並べる。空でなければ、一致しない接続を拒否する
status-contact-details サーバー一覧の応答に「運営者への連絡手段」を載せる自由記述欄
enable-legacy-status 1.7以前の古い状態表示・ping応答を無効にできる(初期値は有効)

allowed-connection-ids: 合言葉を知っている人だけ入れる

接続に必要な合言葉を設定すると(allowed-connection-ids)、サーバーは接続時のパケット(minecraft:intent)に付いた_idの値と合言葉を突き合わせます。 一致しなければ接続を拒否します。 拒否はログインだけでなく状態表示にも効くため、合言葉を知らない人にはサーバー一覧でオンラインかどうかも見えません。

身内サーバーで「IPを知られてもリストに載せたくない」「無差別スキャンに拾われたくない」といった用途に向きます。

status-contact-details: 連絡先を状態応答に載せる

運営者への連絡先を書く欄です(status-contact-details)。サイトや問い合わせ窓口を持たないサーバーが、連絡手段を示すために使います。 書いた内容は、サーバー一覧に返す状態応答(minecraft:status_response)のJSONにcontactとして載ります。人が読む前提の自由記述で、書式の制限はありません。

enable-legacy-status: 古いping応答を切れる

1.7より前のクライアント向けの状態表示とping処理を無効にできます(enable-legacy-status)。 初期値はtrueで、従来どおり応答します。 状態表示そのものを無効にしている場合(enable-status=false)は、新旧どちらの状態情報も返りません。

接続アドレスの書式が拡張された

接続先を伝えるパケット(minecraft:intention)のhost欄に、ドメイン名だけでなく追加パラメータを書けるようになりました。

  • 書式はURIのクエリ文字列に近く、アドレス?key=value、複数は&で区切り
  • <id>@<host>と書くと<host>?_id=<id>として解釈される
  • _で始まるキーはバニラ予約。フィールドは1024文字まで拡張
  • サーバーリストの「サーバーアドレス」欄に、プレイヤーが直接入力できる

SRVレコードを使っているサーバーでは、host欄に解決後のドメインが入り、元のドメインは_o(origin)プロパティとして付きます。 独自ドメインの設定はマイクラサーバーにドメインを設定する手順にまとめています。

別サーバーへ転送するパケット(minecraft:transfer)にもproperties欄が追加されました。転送先へ送る接続パケットにプロパティを載せられます。

クライアントのMOD一覧を送る minecraft:mod_list

クライアントが入れているMODの一覧をサーバーに伝えるカスタムパケットが追加されました(minecraft:mod_list)。 目的はデバッグを簡単にすることです。

バニラのクライアントは自分に入っているMODを知らないため、設定フェーズの最初に空のパケットを送るだけです。 中身を詰めるのは、これまでどおりMODローダーの役目です。

MOD構成の不一致で弾かれる話はFML非互換MODリストの読み方、運営側の管理MODはサーバー運営者向けMODにまとめています。

データパック・ワールド生成の変更

自作データパックを配っている場合は、更新時に確認が必要な箇所です。

変更点 内容
pack format 122.0に更新(リソースパックは98.0)
default_block ノイズ設定から削除。常にairになり、他のブロックはマテリアルルールで定義する
cuboid xz_size・y_sizeが実寸になった。2は3×3ではなく2×2
配置フィーチャー XZ方向の範囲を検証。3×3チャンクの外を指す配置は無効
straight_trunk_placer trunk_width(幹の太さ、初期値1.0)を追加

マルチノイズのバイオーム定義では、オフセットが同じで全パラメータが重なる指定ができなくなりました。 バイオームタグ#generated_in_below_zero_retrogenと、コレクションタグ#is_caveも追加されています。 /fillbiomeはブロック単位の精度で塗るようになりました。

直ったバグ

長く残っていた挙動がいくつか直りました。プレイ感に関わるものを挙げます。

  • 水中で壁に押し付けられると勝手にジャンプする問題(MC-8959ほか、水に落ちた時の自動ジャンプ4件)
  • 天井から外した額縁が、取り付けブロックの下ではなく上に落ちる問題
  • 額縁のFacingをコマンドで変えたときの表示ずれ・デシンク
  • アイテムモデルに細い隙間が見える問題、側面の描画の最適化漏れ
  • クリエイティブでホイール複製するとゴーストアイテムが出る問題
  • 設置直後の防具立てが1ティックだけ違う向きになる問題

仕様変更もあります。赤・茶キノコが明るさに関係なく設置できるようになりました(統合版と同じ挙動)。 キノコが増える条件は従来どおりで、明るさ13未満か、菌糸のように光条件を無視するブロックの上に限られます。

サーバー運営者が今やること

やることは3つです。

  1. server.propertiesの3項目を把握する(今すぐ設定する必要はありません)
  2. データパックを配っているなら、pack format 122.0と生成まわりの変更を確認する
  3. 26.3への更新がまだなら先にそちらを済ませる → 26.3サーバー更新手順

検証用サーバーは2〜4GBで足ります。時間課金のあるVPSなら、試した時間分の費用で済みます。

Official site

スナップショットは本番と分けて検証するのが安全です。2〜4GBの検証用サーバーから

【ConoHa for GAME】マルチプレイがかんたんにすぐ遊べるゲームサーバー

プラン価格は公式サイトで要確認(2026-09-23時点の表記)

よくある質問

Q. 26.4はいつ正式リリースされる?
A. 2026年9月23日時点で公式の日付は発表されていません。26.3はスナップショット10本・pre 3本・rc 3本を経て2026年9月15日にリリースされました。同じペースなら数か月先になります。
Q. allowed-connection-idsを設定すれば荒らし対策になる?
A. 入口を見えにくくする効果はありますが、通信が暗号化されていないため確実な対策ではありません。ホワイトリスト(white-list=true)とオンラインモードを基本にして、補助として使います。
Q. スナップショットのサーバーにバニラのクライアントで入れる?
A. 同じスナップショットのクライアントが必要です。ランチャーの設定で「スナップショットを表示」を有効にすると選べます。バージョン違いの接続エラーはOutdated server/clientの対処を参照してください。
Q. MODは26.4で動く?
A. 動きません。26.4-snapshot-1に対応登録があるMODはModrinthで154件だけです(2026-09-28時点)。MODの多くは正式リリース後に追随します。バージョンごとの対応件数は26.3対応MODの状況にまとめています。

続く26.4-snapshot-2(2026年9月29日)では、F3のデバッグ画面が作り直され、遠景の霧と空のつなぎ目が消えました。 スナップショット1で出ていたチャンク生成中のクラッシュもそこで直っています。詳しくは26.4スナップショット2の変更点にまとめました。 10月6日の26.4-snapshot-3で、氷の洞窟やフロストバイトなどの新要素がJava版に入りました。内容は26.4スナップショット3の変更点にまとめています。 26.4で追加される氷の洞窟・フロストバイト・凍結効果はマイクラ26.4の新要素で解説しています。

26.4はまだ内部的な変更が中心で、遊びの新要素はこれからです。 26.3で入った新要素の全体像は26.3「Wilderness Bound」徹底解説、ここ2年のアップデートの流れはマイクラの最新アップデートまとめにまとめています。

出典: Minecraft Wiki「Java Edition 26.4 Snapshot 1」(2026-09-23確認)、Mojang公式のバージョンマニフェスト(26.4-snapshot-1、2026年9月22日 13:38 UTC公開・必要Java 25)、minecraft.net公式記事「Minecraft 26.4 Snapshot 1」(2026年9月22日)。