Minecraft 26.3「Wilderness Bound」以降のサーバーは、Java SE 25以上でないと起動しません。1.20.1はJava 17、1.21系〜26.2はJava 21で、それぞれ別物です。
入れるのは無料のEclipse Temurin 25(Adoptium)です。Ubuntuはリポジトリを追加してtemurin-25-jdkを入れ、WindowsはMSIインストーラを使います。複数バージョンの鯖を1台で回すなら、起動スクリプトにJavaのフルパスを書きます。UnsupportedClassVersionErrorや「class file version 69.0」が出たら、Javaが古いことを示しています。26.3の他の変更点は26.3サーバー移行ガイドにまとめています。
サーバーのバージョンと必要なJava
| サーバーのバージョン | 必要なJava | クラスファイルの版 |
|---|---|---|
| 1.18〜1.20.4 | 17以上 | 61 |
| 1.20.5〜26.2 | 21以上 | 65 |
| 26.3〜 | 25以上 | 69 |
クライアント(ランチャー)はJavaを自動で同梱するので、何もしなくて済みます。 サーバーは自分で入れたJavaで動くので、バージョンを上げるたびに確認が必要です。 Java 25は2025年9月に公開された長期サポート(LTS)版で、Adoptiumから無料で入手できます。
Ubuntu / Debian系に入れる
VPSの標準的な構成(Ubuntu 22.04・24.04など)では、Adoptiumのリポジトリを追加してaptで入れます。
sudo apt install -y wget apt-transport-https gpg
wget -qO - https://packages.adoptium.net/artifactory/api/gpg/key/public | gpg --dearmor | sudo tee /etc/apt/trusted.gpg.d/adoptium.gpg > /dev/null
echo "deb https://packages.adoptium.net/artifactory/deb $(awk -F= '/^VERSION_CODENAME/{print$2}' /etc/os-release) main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/adoptium.list
sudo apt update
sudo apt install -y temurin-25-jdk
入ったかどうかは、既定のjavaではなくフルパスで確認します。
/usr/lib/jvm/temurin-25-jdk-amd64/bin/java -version
openjdk version "25... と表示されれば完了です。
java -versionだけだと、既定に設定されている古いJavaが表示されることがあります。
Windowsに入れる
- Adoptium公式サイトで「Temurin 25 (LTS)」「Windows」「x64」「JDK」のMSIをダウンロードする
- インストーラを進める。「Set JAVA_HOME variable」と「Add to PATH」にチェックを入れると、コマンドプロンプトから
javaで呼べるようになる - インストール先は既定で
C:\Program Files\Eclipse Adoptium\jdk-25.x.x-hotspot\
自宅PCで26.3の鯖を立てる場合は、この3手順で足ります。
すでにJava 17や21が入っている環境では、PATHの先頭にあるJavaがjavaコマンドの指す先になります。
次の節のとおり、起動用のバッチでフルパスを指定するほうが確実です。
複数バージョンの鯖を1台で共存させる
1.20.1のMOD鯖(Java 17)と26.3のバニラ鯖(Java 25)を同じVPSで動かす構成は珍しくありません。 既定のjavaは触らず、鯖ごとの起動スクリプトでJavaを指定します。
#!/bin/bash
# 26.3のバニラ鯖用 start.sh
JAVA=/usr/lib/jvm/temurin-25-jdk-amd64/bin/java
$JAVA -Xms4G -Xmx6G -jar server.jar nogui
#!/bin/bash
# 1.20.1のMOD鯖用 start.sh(Java 17)
JAVA=/usr/lib/jvm/temurin-17-jdk-amd64/bin/java
$JAVA -Xms6G -Xmx8G -jar forge-1.20.1-*.jar nogui
Windowsのバッチも同じ書き方です。
"C:\Program Files\Eclipse Adoptium\jdk-25.0.1.8-hotspot\bin\java.exe" -Xmx6G -jar server.jar nogui
(フォルダ名の数字は実際に入ったバージョンに合わせてください)
VPSのテンプレートで立てた鯖の場合
ConoHa for GAMEやXServer VPSのMinecraftテンプレートは、テンプレート側が用意したJavaで鯖を動かしています。 26.3に上げるときは、同梱のJavaを上書きしません。Java 25を追加で入れて、起動コマンドのJavaパスを差し替えてください。 テンプレートが26.3対応のイメージを配布し始めたら、新しいイメージで作り直す方法が最も手間がかかりません(配布状況は各社の案内で確認)。
Javaが原因のエラーの見分け方
| 表示 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
UnsupportedClassVersionError / class file version 69.0 |
Javaが25より古い | Java 25を入れてパス指定 |
| 起動直後に「requires running the server with Java 25 or above」のような文 | 同上 | 同上 |
java: command not found |
PATHにJavaがない | フルパスで起動する |
Unable to access jarfile |
jarのファイル名・場所の誤り | lsで実際の名前を確認 |
起動するがOutOfMemoryError |
Javaは正しい。メモリ不足 | OutOfMemoryの対処 |
クラスファイルの版はJavaのバージョンと1対1で対応します(17=61、21=65、25=69)。 エラーに版の数字が出たら、その版に対応するJava以上が必要だと読み替えます。
Official site
26.3の検証鯖は、時間課金で数時間だけ立てれば足ります。Java 25の導入手順もそのまま使えます
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よくある質問
- Q. JDKとJREのどちらを入れればいい?
- A. どちらでも鯖は動きます。迷ったらJDK(temurin-25-jdk)で問題ありません。JREは容量が少し小さいだけです。
- Q. 古いJava 17や21は消してもいい?
- A. そのJavaで動く鯖(1.20.1のForgeなど)が残っているなら消さないでください。全部26.3に揃えたあとに消すのが安全です。
- Q. Java 26以降でも26.3は動く?
- A. 公式の要件は「25以上」なので、より新しいJavaでも起動する可能性は高いです。ただしMODやプラグインが対応していないことがあるので、まずは25で運用するのが無難です。
- Q. Forge / NeoForge / Fabricの26.3版もJava 25が必要?
- A. 必要です。バニラの要件が25なので、各ローダーの26.3版も25以上が前提です。ローダー側の配布ページで対応Javaを確認してください。
Javaが合っていれば、26.3への更新は数分で終わります。 ワールドのバックアップやデータパックの互換は26.3サーバー移行ガイド、起動後に落ちる場合はForgeサーバーがクラッシュするときの読み方を参照してください。
開発版の26.4-snapshot-1もJava 25で動きます(→26.4スナップショット1の変更点)。
Java 25が必須になった経緯と、既定メモリ・GCの変更は26.1の魅力のサーバー運営者向けの節にまとめています。
出典: Adoptium公式「Linux installation」ページ(2026-09-08閲覧)、Minecraft Wiki「Java Edition 26.3」(2026-09-06閲覧)。