26.3「Wilderness Bound」は2026年9月15日にリリースされたJava版のドロップで、テーマは秋の森とキャンプです。 主役は新バイオームのダップルフォレストと、赤・橙・黄の葉を持つポプラです。廃キャンプ、使い捨ての藁のベッド、座れるクッション、羊毛とコンクリートの階段も入りました。 サーバー運営者に関わる変更は、Java 25必須、データパック形式121.0とリソースパック形式97.1、ワールド生成の内部構造の大改修の3つです。

Wilderness Boundとは

Minecraftは2026年から、年に数回の「ドロップ」で更新されています。26.1「Tiny Takeover」(3月)、26.2「Chaos Cubed」(6月)に続く3つ目が26.3です。 内容は2026年5月のMinecraft Liveで公開されました。正式名称「Wilderness Bound」は、9月5日のイベント(Fall Stars MC Championship)で発表されました。

スナップショット10回・プレリリース3回・リリース候補3回を経て、2026年9月15日に正式リリースされました。 統合版も26.3として同時期に配信されています。

新バイオーム: ダップルフォレスト(まだらな森)

ダップルフォレスト(Dappled Forest)は、ミシガンやスウェーデンの秋の森をモデルにした森林バイオームです。ゲーム内の日本語名はJava版が「まだらな森」、統合版が「斑入りの森」です。 橙色の草と3色のポプラ、まばらなトウヒが特徴です。

項目 内容
気候 温度0.6・降水0.6(雨が降る)
隣接 平原・ひまわり平原・氷樹・桜の木立。川や山谷に接することが多い
地形 平地〜吹きさらしの砂利の丘。寒い海や凍った山頂の近くにも
規模 ごく小さな飛び地から数百ブロックの大森林まで
地表 粗い土・草ブロック・落ち葉・レッドシュラブ・茶色のキノコ
水 濃い青(ほぼ黒)。水中の霧が他バイオームの2倍濃い

湧くモブは羊・ウサギ・キツネと、寒冷バリアントの鶏・豚・牛(1.21.5で追加された品種)です。 敵モブは通常どおりで、新モブは追加されていません。

進捗「冒険の時間(Adventuring Time)」の対象バイオームに、ダップルフォレストが加わりました。 既存ワールドでこの進捗を狙うには、新規チャンクを探索してダップルフォレストを踏む必要があります。

新樹木: ポプラ

  • 生成場所: ダップルフォレストのみ
  • 苗木: 上に空間があり、明るさ9以上で成長。骨粉可。成長時に3色からランダム。葉から苗木がドロップ
  • 木材セット: 原木・樹皮を剥いだ原木・木・板材・階段・ハーフ・看板・吊り看板・ボタン・感圧板・ドア・フェンス・フェンスゲート・トラップドア・棚(シェルフ)、ボート・チェスト付きボート
  • 入手: 行商人が苗木・原木・棚キノコを販売

新しいブロックとアイテム

レッドシュラブ・棚キノコ

レッドシュラブ(Java版の日本語名は赤色の低木)は低木状の装飾ブロックで、どのバイオームに置いても赤いままです。 棚キノコ(Java版の日本語名はサルノコシカケ、統合版は棚のキノコ)は小と大があり、ポプラの幹(立木・倒木)に生成します。

棚キノコの仕様 内容
設置 完全な側面を持つ任意のブロックに設置可。明るさ条件なし
反発 着地時に速度の75%で跳ね返る。落下距離は50%扱いで、ダメージはベッド同様に半減程度
成長 自然には成長しない。骨粉で小→大
用途 キノコシチュー・怪しげなシチューの材料。コンポスター65%

羊毛・コンクリートの階段とハーフブロック

羊毛とコンクリートの階段とハーフブロックが、16色すべてに追加されました。羊毛版は音を吸うので、スカルクセンサーの対策になります。 建築では、26.3の追加要素の中で最も使う機会が多いブロックです。

藁のベッド

項目 内容
作り方 干し草の俵3個→藁のベッド4個。廃キャンプでも入手
効果 オーバーワールドで夜をスキップ。天候も晴れる。ファントムの湧きを3日間抑制
使い捨て 起きた時点(または途中離脱)で壊れて何もドロップしない
リスポーン リスポーン地点を変更しない
ネザー・エンド 爆発せず、使うと消える
その他 村人は使わない。16スタック。クワで早く壊せる。可燃

拠点のベッドを残したまま、遠征先で夜だけ飛ばす使い方が想定されています。 サーバーでは、全員が寝ないと朝にならない問題に、遠征組が藁のベッドで対応できます。

クッション

クッションは羊毛のハーフブロックから作る家具で、16色あります。ブロックではなくエンティティで、絵画や額縁と同じ扱いです。

  • 使用キーで座れる。座っている間はノックバック・ピストン・ポータルの影響を受けない
  • 平らな面ならどこにでも置ける。水平方向はグリッドに揃う
  • 殴ると(矢でも)即座に壊れて必ずドロップする。支えのブロックが消えても壊れる
  • Java版ではピストンで動かそうとすると壊れる(統合版は前にブロックがあれば動く)

新構造物: 廃キャンプと地図の刷新

廃キャンプ

項目 内容
生成バイオーム 18種(森・シラカバの森・花の森・タイガ系・ジャングル系・湿地・サバンナ・森のある荒野・桜の木立・草地・ペールガーデン・ダップルフォレスト等)
間隔 37×37チャンクの区画ごと。最短8チャンク、最長60チャンク、平均34.5チャンク
構成 テント(バイオーム別10種)+キャンプ地(共通45種+バイオーム別4種)で8,820通り
中身 藁のベッド・クッション・消えた焚き火・チェストや樽・大釜・作業台
隠し宝 まれに酸化した銅のチェストが他のブロックの下に隠れ、通常より良い戦利品

通常のチェストからは、銅の武具・バケツ・コンパス・地図・火薬などが出ます。 隠しチェストからは、鉄の武具・ダイヤ・金・ポーションなどが出ます(正式版で変動の可能性あり)。

探検家の地図と構造物の地図

  • 廃キャンプの地図: 竹林・桜の木立・シラカバの森・ダップルフォレスト・花の森・ペールガーデン・湿地・吹きさらしの森の8バイオーム版
  • 構造物の地図: 古代都市・廃坑・砂漠の寺院・暖かい海の遺跡
  • 探検家の地図は通常の地図と別アイテムになり、製図台で縮小できなくなった。名称も「ジャングルの探検家の地図」→「ジャングルの寺院の地図」のように変更
  • 地図のプレイヤーアイコンが向いている方向を示すようになり、テクスチャも刷新

既存要素の変更点

  • キノコシチュー・怪しげなシチュー: 赤+茶の組み合わせ固定ではなく、任意のキノコ2種で作れる(棚キノコも可)
  • 絵画: 名前を付けると、見たときに名前が表示される
  • スカルクセンサー: 氷と雪が溶けるのを検知するようになる
  • エンダーマン・シュルカー: 岩盤の上にテレポートできなくなる。エンダーマンは騎乗中に矢のダメージを受ける
  • アルマジロ: 液体に沈んでいるときは丸まらない
  • 盾: クワやシャベルの右クリックより盾を構える動作が優先される(スニーク中を除く)
  • トウヒの葉: 落ち葉パーティクルを出さなくなる
  • バグ修正: 最古の未修正バグとして知られたMC-4(約14年)を含む多数の修正

サーバー運営者向け: 技術的な変更

項目 26.3の値
Java SE 25以上
データパック形式 121.0
リソースパック形式 97.1
データバージョン 5023(正式版)

ワールド生成の内部構造も大きく変わりました。ワールド生成を触るデータパックやMODは、ほぼ確実に修正が必要です。 配布サイトで26.3対応版が出るまで待つのが安全です。

変更点は4つです。生成機能の定義がfeatureレジストリに統合されました(旧configured_feature)。地表のブロックを決める規則はmaterial_ruleに改名されました(旧surface_rule)。 帯水層と鉱脈の設定は新しいオブジェクト形式になり、密度関数は単精度浮動小数点で評価されます。

コマンドは2つ追加されました。数値プロバイダを評価する/computeと、クライアント側のポストエフェクトを制御する/posteffectです。 /executeにはスロットを条件にするslotsが入り、/itemはスロットソース方式に変わりました。

コマンドブロックやデータパックで/itemを使っている場合は、動作確認が必要です。

既存サーバーを26.3に上げるときの手順

  1. バックアップを取る(ワールド更新は一方通行)
  2. VPSにJava 25を導入し、起動スクリプトのJavaパスを更新する
  3. 使っているデータパック・プラグイン(Paper等)の26.3対応を確認する。対応版が出るまで上げない
  4. 新バイオーム・廃キャンプは新規生成チャンクにしか出ない。既存の探索範囲にダップルフォレストは現れない
  5. まず時間課金のVPSで検証用サーバーを立て、ワールドのコピーで動作を確かめてから本番を更新する

MODサーバーは当面1.20.1/1.21.1のままが現実的です。 26.3の新要素をMOD環境で遊ぶには、入れているMODすべての対応を待つ必要があります。

Official site

新バージョンの検証は時間課金で。ワールドのコピーで試してから本番を更新できます

【ConoHa for GAME】マルチプレイがかんたんにすぐ遊べるゲームサーバー

プラン価格は公式サイトで要確認(2026-08-22時点の表記)

要素別の詳しい解説

この記事は全体像です。要素ごとの仕様と使い方は、次の記事で扱っています。

よくある質問

Q. 26.3のリリース日はいつ?
A. 2026年9月15日に正式リリースされました。統合版も同名の26.3として配信されています。
Q. 既存のワールドでダップルフォレストは出る?
A. まだ生成されていないチャンクにだけ出ます。既に探索した範囲には現れません。新しい方角へ進むか、廃キャンプの地図(ダップルフォレスト版)を使います。
Q. 藁のベッドで寝るとリスポーン地点はどうなる?
A. 変わりません。拠点のベッドがそのままリスポーン地点として残ります。夜をスキップするだけの使い捨てです。
Q. 推奨スペックは上がる?
A. 大きな変化はありません。落ち葉パーティクルが増える程度で、サーバー側の要件は26.2と同等です。
Q. 1.20.1のMODサーバーからは移れる?
A. MODが26.3に対応するまでは移れません。バニラで新要素を遊ぶなら、別サーバーを立てるのが現実的です。

26.3に新モブはありません。秋の森・キャンプ・使い捨てベッドで、探索の途中を楽しくする更新です。 1.20.1からの変更全体は1.20.1と最新版で変わったモブ一覧、湧きの仕様はJava版モブのスポーン仕様まとめにまとめています。

26.3の次にあたる26.4は、2026年9月22日に最初のスナップショットが公開されました(→26.4スナップショット1の変更点)。

使っているMODが26.3に対応しているかは26.3対応MODの状況で確認できます。

仕様ではなく何が楽しくなったかを知りたい場合は26.3の魅力|秋の森でキャンプする5つの遊び方、他のバージョンとの比較は最新アップデート総まとめへ。

出典: Minecraft Wiki「Java Edition 26.3」「Wilderness Bound」「Dappled Forest」「Poplar」「Abandoned Camp」「Straw Bed」「Cushion」「Shelf Mushroom」「Java Edition 26.3 Snapshot 1」(2026-09-06閲覧、正式版の値は2026-09-17に再確認)。