汎用のXServer VPSにも、Minecraft(Java版/統合版)のアプリイメージがあります。申込時に選ぶだけでサーバーが自動で構築され、初回は5〜15分で起動します(公式記載)。ゲーム専用のVPSではありませんが、マインクラフトマネージャーも使えます(公式FAQ確認)。 PC同士で遊ぶならJava版、スマホやゲーム機が混ざるなら統合版を選びます。MODはJava版系だけで使えます。料金は2026年9月1日改定後で4GBが月2,640円(1ヶ月契約)です。2GBプランは新規受付を停止しています(2026-08-26時点)。
汎用VPSのMinecraftテンプレート
XServerでマイクラサーバーというとXServer VPS for Gameが定番です。汎用の「XServer VPS」にも、同じMinecraftテンプレート(アプリイメージ)があります。 アプリイメージは60種類以上あり、MinecraftのほかDockerやWordPressなども選べます(公式サイト確認)。
汎用VPSで立てる利点は、マイクラと一緒に別のソフトを動かせることです。 Discord Botや自作ツールとの同居を考えているなら、汎用VPSが候補になります。
マイクラ専用で使うなら、テンプレートの種類が多いfor Gameで困ることはありません。 2つのサービスの選び分けはXServerの3サービス比較にまとめています。 本記事は公式サイト・公式マニュアルの仕様(2026-08-26時点確認)にもとづき、汎用VPS側でMinecraftテンプレートを使う手順を解説します。
STEP1: 契約(プランは4GBから)
XServer VPSは2026年9月1日に料金を改定します(公式告知)。 以下は改定後の月額料金です(2026-08-26時点・公式告知確認)。
| プラン | 1ヶ月契約 | 12ヶ月契約 | 36ヶ月契約 |
|---|---|---|---|
| 4GB | 2,640円 | 2,200円 | 2,035円 |
| 8GB | 5,280円 | 4,400円 | 3,850円 |
2GBプランは2026-08-26時点で新規受付を一時停止しています(公式サイト表記)。新規で選べる最小構成は4GBです。 バニラの少人数なら4GB、MODを入れる予定があるなら8GBが目安です(基準はMODサーバーのメモリ目安)。 初期費用は無料です。時間課金はなく、契約期間制です。
2GB・4GB相当を無料で使える「無料VPS」もあります(1日ごとに手動更新が必要・公式サイト確認)。 テンプレートの動作を見るだけなら、無料VPSで試す方法もあります。
STEP2: アプリイメージで「Minecraft」を選ぶ
XServerアカウントにログインし、「追加申し込み」からVPSを申し込みます。 イメージタイプの「アプリケーション」タブにMinecraft(Java版)とMinecraft(統合版)があります。どちらかを選択します(公式マニュアル確認)。
| 項目 | Java版 | 統合版 |
|---|---|---|
| 遊べる機器 | PC(Java版クライアント) | スマホ・ゲーム機・PC |
| クロスプレイ | Java版同士のみ | 異なる機器間で可能 |
| MOD | Forge等で可(別途構築) | 不可 |
PC勢だけで遊ぶならJava版、スマホやゲーム機の友達がいるなら統合版を選びます。 MODで遊びたい場合は注意が要ります。汎用VPSのテンプレートはJava版・統合版の2種類だけなので、Forge環境は自分で構築します(手順はXServer VPSでMODサーバーを立てる)。テンプレートが10種類あるfor Gameを選ぶほうが近道です。
申込時にはMinecraft使用許諾契約(EULA)への承諾が必要です。 支払いが完了すると、自動でインストールが始まります。
STEP3: 起動確認とマインクラフトマネージャー
公式マニュアルによると、初回起動時はセットアップ処理があり、接続できるまで5〜15分かかります。 起動後の管理には、for Gameと同じマインクラフトマネージャーが使えます。 公式FAQは「マインクラフトマネージャーはfor Game専用か」という質問に、「XServer VPSでも同様に利用できる」と答えています(2026-08-26時点)。
マネージャーでできる主な操作は次の通りです(公式マニュアル確認)。
- サーバーの起動・停止・再起動(スケジュール実行も可)
- ゲームモード・難易度・PVPの変更
- 自動バックアップ(最大14日分)・手動バックアップ・復元
- Minecraft本体のバージョンアップ、メモリ割り当て設定
- ホワイトリスト・オペレーター権限、コンソールからのコマンド実行
STEP4: パケットフィルターでポートを許可する
汎用VPS側で見落としやすいのが、パケットフィルターの設定です。 XServer VPSには接続を制限する「パケットフィルター」があります。VPSパネルの設定画面で、ゲーム用ポートを許可しておく必要があります。 公式マニュアル記載の必須ポートは次の通りです(2026-08-26時点)。
- Java版: TCP 25565・60000 / UDP 25565・25575
- 統合版: TCP 60000 / UDP 19132
- 任意: TCP 22(SSH接続を使う場合)
公式の推奨は、パケットフィルターをONのままにして、必要なポートだけ許可する設定です。 サーバーは起動しているのに誰も入れないときは、まずパケットフィルターの設定を確認します。
STEP5: 接続確認とテンプレ後の基本操作
VPSパネルでIPアドレスを確認し(例: 203.0.113.10)、クライアントから接続します。 Java版は「マルチプレイ」→「サーバーを追加」でIPを入力します。 統合版はサーバー追加時にアドレスとポート19132を指定します。 サーバーとクライアントのバージョンは一致させる必要があります。 入れない場合はサーバーに入れない時のチェックリストを確認してください。
接続できたら、あとは運用です。日常の操作はマネージャーで完結します。 汎用VPSでは、root権限でサーバー内部を直接触ることもできます。
- サーバー関連ファイルは
/opt/minecraft/serverに設置されています(公式マニュアル確認) - SSHで接続すれば
server.propertiesの編集や設定ファイルの調整も自由です - ワールドデータの手動退避やバックアップ運用も、この階層を起点に行います
汎用VPSでマイクラを立てる利点は、段階的に進められることです。テンプレートでまず動く状態を手に入れ、慣れてきたらSSHで中身を触っていけます。
友達がワールドに入ってくるのを確認できたら、構築は完了です。 運用に入ったら、次の記事が役に立ちます。
- XServer VPSでMODサーバーを立てる: Java版テンプレの先にあるForge構築
- XServer VPSのバックアップ運用: ワールドデータを守る仕組みづくり
- サーバー移行の手順: 既存ワールドをこのサーバーへ持ち込む
料金の仕組み(契約期間・キャンペーンの読み方)はXServer VPSの料金の仕組みで解説しています。