ConoHa for GAMEのMinecraft Managerは、起動停止・自動バックアップ・監視・ホワイトリストをブラウザで操作できます。MODの導入と更新はSSH/SFTPの手動作業です。 長期割引パスは8GBで月1,975円(12ヶ月・2026-09-21時点)ですが、一括前払いで途中解約できないため、時間課金で試してから買います。

同じConoHaでも汎用のConoHa VPSにはMinecraftのテンプレートがありません。選び分けはConoHa VPSとfor GAMEの違いで整理しています。

契約初日のレビューでは分からないこと

ConoHa for GAMEのレビューの多くは、申し込んでテンプレートを起動した日に書かれています。 大型MOD構成を数か月運用すると何が起きるかは、そこには書かれていません。 この記事は、数か月運用した後の話です。

見極めを誤って長期契約すると、前払いした残り期間分を失います。 ConoHaの長期割引パスは途中解約できないためです(後述)。

筆者はConoHaの8GBプランで、自作MODを含む大型MODサーバー(Forge 1.20.1)を長期運用しています。 当サイトはアフィリエイト広告で運営していますが、弱点も具体的に書きます。

Minecraft Managerでできること

ConoHa最大の特徴が、ブラウザ管理画面のMinecraft Managerです。 公式機能(2026-08-26時点)と、大型MOD構成で使ってきた実感を並べます。

やりたいこと Manager 使ってみた実感
起動・停止・再起動 対応 外出先のスマホからも押せる
自動バックアップ 対応(保持数1〜14) 大型構成では保持数の調整が前提
自動再起動スケジュール 対応 MOD鯖の定期再起動と好相性
ホワイトリスト管理 対応 身内鯖の必須設定がGUIで完結
ゲームモード・難易度・PvP 対応 設定ファイル直編集より事故が少ない
リソース・接続人数の確認 対応 いま誰か遊んでいるかが一目で分かる

Managerの利点は、日常の見回りの手間が減ることです。 CLIだけの運用では、サーバーが落ちていないかの確認にもSSHログインが要ります。 Managerなら、寝る前にスマホで稼働状況と接続人数を見て、必要なら再起動ボタンを押すだけです。

大型MOD構成で手動運用になる場面

Managerだけで完結しない作業もあります。 大型MODサーバーの構成変更は、ほぼ手動作業です。

  • MODの追加・更新: Managerに機能はなく、SFTPでmodsフォルダへ直接転送します
  • MODごとの設定(config)編集: SSHでファイルを直接編集します
  • クラッシュ調査: latest.logやcrash-reportsを読むのはSSH作業です
  • Forgeビルドの指定: テンプレートは提供バージョン固定(1.20.1系は47.4.0、2026-08-26時点)。別ビルドが必要なら手動で入れ替えます

筆者は自作MODを含む構成なので、MODの入れ替えは日常作業です。 そのたびにManagerで停止、SFTPで転送、Managerで起動の順で作業します。 SSHとSFTPに抵抗がなければ困りません。

監視と定型操作はManager、構成変更は手動と最初から分けて考えると、期待とのズレがなくなります。

時間課金の使いどころ

ConoHaには他社にない時間課金があります(XServer VPSとさくらのVPSは月額のみ)。 8GBで13.2円/時、2GBで3.7円/時です(2026-08-22時点)。使った時間だけ請求されます。

運用者として時間課金が合うと感じる場面は3つあります。

  1. MOD構成の相性検証: 新しい大型MODを試すとき、本番とは別に検証サーバーを数時間だけ立てます。壊れたら捨てて作り直せます
  2. 続くかわからない初月: 友達との鯖が定着するか未知数のうちは時間課金で始め、定着してから長期割引パスに切り替えます
  3. イベント用の一時サーバー: 週末だけ・長期休みだけの運用に向きます

注意点は1つです。サーバーを停止しても課金は止まりません。 課金を止めるには、イメージを保存してからサーバー本体を削除します。

保存したイメージは90日で自動削除されるため、長期休止には使えません。 時間課金サーバーは、動かすか消すかのどちらかです。

長期割引パスの仕組みと注意点

常設運用には長期割引パスを使います。 8GBの通常料金は月7,348円です。パスを適用すると1ヶ月契約で2,458円、12ヶ月で1,975円、36ヶ月で1,947円に下がります (2026-08-22時点。キャンペーン割引は期限つきで、2026-09-21時点は「PLAYHUB!」が10月9日17時まで。12ヶ月以上の単価は同額)。

パスは割引契約を別に購入し、サーバーに紐付ける方式です。 契約前の注意点は3つあります。

  1. 一括前払い・途中解約不可: 利用期間分を前払いし、期間中の解約・返金はできません(公式明記)。36ヶ月パスを買って3ヶ月で遊ばなくなっても、残りは戻りません
  2. キャンペーン割引は更新時に適用されない(公式明記): 更新後は通常の長期割引率になるので、1,975円は初回契約分だけの価格です
  3. 自動更新の設定確認: 期間満了で終えるつもりなら、自動更新をOFFにしておきます

パスは有効期間内なら別のサーバーへ付け替えられます。 時間課金で動かしている既存サーバーにも後から適用でき、適用日の午前0時以降は時間課金が止まります。 まず時間課金で試し、続くと確信してからパスを買う順番が安全です。

この種の割引キャンペーンは過去にも繰り返し実施されています。 期限に合わせて36ヶ月を即決するより、時間課金で1週末試すほうが失敗しません。

向かない人

  • 月額の最安値を追う人: 長期契約では、XServer VPSやシンVPSの長期割引のほうが安い場面があります。条件別の比較はマイクラ向けVPS比較にまとめています
  • ブラウザ操作だけで完結したい人: 大型MODの運用ではSSH/SFTPが必須です。MODなしのバニラや統合版でコマンド操作を避けたい場合は、ブラウザで完結するXServer GAMEsなどが候補です
  • 時間課金のまま常設運用する人: 8GBを1ヶ月動かし続けると約7,348円になります。常設と決めた時点でパスに切り替えないと割高です

筆者がConoHaで運用を続けている理由

大型MODサーバーの運用は、日常の監視とたまの構成変更の繰り返しです。 監視はManagerが受け持ち、構成変更はどのVPSでも手動作業です。 そのため、監視が最も楽なVPSとしてConoHaを選びました。

時間課金で検証サーバーを気軽に立てて壊せる点も、MODを作って試す用途に合っています。

迷っているなら、8GBプランを時間課金で立てて1週末遊ぶと判断できます。 13.2円/時なので、48時間動かしても約634円です(計算値)。

Official site

まず8GBを時間課金で1週末だけ動かす、という試し方ができます

【ConoHa for GAME】マルチプレイがかんたんにすぐ遊べるゲームサーバー

時間課金から長期割引パスへの切り替えに対応(2026-08-29時点・公式サイト)

実際の構築手順はConoHa VPSで大型MODサーバーを立てる手順にまとめています。 メモリ容量で迷っているならMODサーバーのメモリ目安、 プラン選び全般はConoHaのプラン選びが参考になります。

契約後の日常運用(バックアップ・更新・監視)はConoHaサーバーのメンテナンスにまとめています。