Minecraft Dungeons IIの発売直後は、起動しない、サインインできない、エラーコードが出るという報告が多く出ています。 原因はゲーム本体よりも、Microsoftアカウントの認証とWindows側の仕組みにあることがほとんどです。 下の順番で確認すると、多くの場合は数分で切り分けられます。
まず症状を分ける
| 症状 | 見るべき場所 |
|---|---|
| エラーコードが出てサインインできない | アカウントと時刻の設定(手順1〜4) |
| ゲーム画面が一度も出ない。プロセスだけ残って消える | Windows側のブロックとネットワーク(手順5〜7) |
| 起動はするが数十分でロビーに戻される | オンライン接続(手順7) |
| SteamOSやLinuxで起動しない | 対応状況の問題(最後の節) |
エラーコード0029、0059、0064について、公式の定義は公開されていません。 いずれもサインインの失敗と同時に出る報告が多く、対処は共通しています。
手順1: 時間を置いて再試行する
発売直後や大型アップデートの直後は、認証サーバーが混雑します。 レビューにも、何度かサインインを繰り返したら通った、という報告があります。
最初にこれを試すのは、あとの手順でWindowsの設定を触る必要があるかを判断するためです。 15分ほど空けて再試行し、それでも同じなら次へ進みます。
手順2: Xboxアプリとゲームバーを更新してサインインする
Minecraft Dungeons IIの認証はMicrosoftアカウントで行われます。Xboxアプリ側が古いと、ここで失敗します。
- Microsoft Storeを開き、ライブラリから更新を確認する
- Xboxアプリと Xbox Game Bar に更新があれば適用する
- Xboxアプリを開き、購入に使ったMicrosoftアカウントでサインインしていることを確認する
Steam版を遊ぶ場合も、この認証は必要です。SteamアカウントとMicrosoftアカウントの連携を求められたら、画面の指示に従って連携します。
手順3: Windowsの日付と時刻を自動同期する
時刻がずれていると認証が通りません。設定から日付と時刻を開き、自動設定とタイムゾーンの自動設定をオンにして、今すぐ同期を実行します。
自作PCやデュアルブート環境で起きやすい原因です。数分のずれでも失敗します。
手順4: Gaming Servicesを修復する
Windows側でゲームの認証を担当するのがGaming Servicesです。これが壊れていると、ゲームが起動しません。
- 設定を開き、アプリ、インストール済みアプリへ進む
- Gaming Services を探し、右の三点メニューから詳細オプションを開く
- 修復を実行する。変わらなければリセットを実行する
- PCを再起動する
同じ画面でMinecraft Launcherの修復もできます。Steam版では、Steamのプロパティからインストールファイルの整合性を確認します。
管理者として実行する設定にしている場合は、一度外してください。管理者権限で起動するとMicrosoftアカウントの認証に失敗する報告があります。
手順5: スマートアプリコントロールにブロックされていないか確認する
ゲーム画面が一度も出ず、タスクマネージャーにプロセスだけ現れて消える場合、Windows 11のスマートアプリコントロールが実行を止めていることがあります。 署名のない実行ファイルを信頼できないものとして扱う機能です。
確認する場所はイベントビューアーです。
- イベントビューアーを開く
- アプリケーションとサービス ログ、Microsoft、Windows、CodeIntegrity、Operational の順に開く
- イベントID 3077 が記録されていないか探す
オフにする場所は、Windowsセキュリティのアプリとブラウザーの制御にあるスマートアプリコントロールです。
手順6: ネットワークの設定を疑う
ここまでで直らない場合、通信がMicrosoftの認証サーバーに届いていない可能性があります。
- VPNやプロキシを使っているなら、一度切って試す
- セキュリティソフトのファイアウォールで、ゲームとGaming Servicesの通信を許可する
- DNSを一時的に別のものへ変更して試す
Steamの日本語レビューには、PCに残っていた古い固定ルートが原因だったという報告があります。 以前そのPCでMinecraftサーバーを運営し、ルーターを入れ替えたあとも古い経路設定が残っていた、という事例です。
自分でサーバーを立てた経験があるPCなら、コマンドプロンプトで route print を実行し、身に覚えのない固定ルートが残っていないか確認してください。
不要なものは route delete で消せます。ポート開放やDMZの設定を試した履歴があるPCでも、同じことが起きます。
手順7: 起動後に切断される場合
起動はするが、数十分おきに「インターネット接続が切断されています」と出てロビーへ戻される、という報告があります。 発売直後のサーバー側の問題である可能性が高く、手元でできることは限られます。
- 有線接続に切り替える
- ルーターのUPnPを有効にする
- 同じ回線で大きなダウンロードを並行させない
本作はオンライン接続を前提としています。レビューには、ネット接続がないとシングルプレイも始められないという指摘があります。
SteamOSとLinuxで起動しない理由
Steam DeckなどのSteamOS環境では、標準のProtonで起動しないという報告が多数あります。 本作がWindows側のGaming Servicesに依存しているためです。
コミュニティが配布する別のProtonビルドで起動したという報告はありますが、公式のサポート対象ではありません。 2026年9月30日時点で、Valveの動作確認バッジも付いていません。
それでも直らないとき
| 状況 | 次の手 |
|---|---|
| エラーコードが出続ける | ゲームとMinecraft Launcherを再インストールする |
| 特定のアカウントだけ失敗する | 別のMicrosoftアカウントでサインインして切り分ける |
| 返金を考えている | Steamは購入2週間以内かつプレイ2時間未満が条件。起動できないまま時間だけ過ぎないよう早めに判断する |
公式のパッチノートは2026年9月30日時点で出ていません。修正を待つ場合は、公式フィードバックサイトのMinecraft Dungeons IIカテゴリに同じ症状の投稿がないか確認してください。
よくある質問
- Q. Game Passで遊んでいてもエラーは出る?
- A. 出ます。認証の仕組みは同じです。Xboxアプリの更新とサインインの確認から始めてください。
- Q. エラーコードごとに対処は違う?
- A. 0029、0059、0064のいずれも、報告されている対処は共通です。公式の定義が公開されていないため、この記事では症状で分けています。
- Q. オフラインで遊べる?
- A. レビューには、ネット接続がないとシングルプレイも開始できないという指摘があります。オフライン専用として買うのは避けてください。
- Q. スマートアプリコントロールは必ずオフにしたほうがいい?
- A. いいえ。一度オフにすると再びオンにできません。他の手順を試し、イベントID 3077が実際に記録されている場合だけ検討してください。
- Q. Steam Deckで遊べる?
- A. 2026年9月30日時点では、標準の環境で起動しない報告が多い状態です。動作確認バッジも付いていません。
操作方法が合わないと感じた場合はWASD移動がない問題と対処を参照してください。 価格や対応機種はMinecraft Dungeons IIの発売日・価格・対応機種にまとめています。
This article is also available in English: Minecraft Dungeons II will not launch.
出典: Steam ユーザーレビュー(日本語・英語の最近の投稿50件、2026-09-30取得)、Steamストアページ Minecraft Dungeons II、Microsoftのスマートアプリコントロールに関するサポート情報、各媒体が報じたエラーコード0064の対処(2026-09-29)、当サイトの環境での検証(2026-09-29)。