Iron’s Spells ’n Spellbooks(以下Iron’s)は、サーバーと参加者全員のクライアントに同じバージョンを入れるMODです。片方だけでは接続できません。 導入でつまずく原因の大半は前提MODの入れ忘れで、GeckoLib・Curios API・Player Animatorなど配布ページのDependencies欄をすべて入れます。呪文の威力やマナはconfig/irons_spellbooks/で変え、サーバー側の設定が全員に反映されます。メモリはIron’s単体なら4GB、他の大型MODと組むなら8GBが目安です。

Iron’sをサーバーで動かすときの全体像

Iron’sは杖と呪文書で魔法を撃つRPG系MODで、ボス・構造物・装備も一式追加されます。 サーバーに導入するとき、最初に知っておくことは1つです。

Iron’sは「両側MOD」です。サーバーのmodsフォルダに入れるだけでは動きません。参加する全員のクライアントにも同じMODと同じ前提MODが必要です。 「サーバーに入れたのに友達が入れない」の原因は、ほぼこの入れ忘れです。

この記事はForge/NeoForgeの1.20.1環境を前提に書いています。 Iron’sは1.20.1以外にも対応版がありますが、併用MODが最も揃っているのは1.20.1です。

手順1: 前提MODを揃える

Iron’sの配布ページ(CurseForge/Modrinth)のDependencies(依存関係)欄に並ぶMODを、すべて同じMODローダー・同じマイクラバージョンで揃えます。 1.20.1 Forge版では、おおむね次の構成です(2026-09-04時点。バージョンによって増減するため配布ページで確認してください)。

MOD 役割
GeckoLib モデルとアニメーションの基盤
Curios API 指輪・お守りなどの装備スロット
Player Animator 詠唱モーションの表示
(バージョンにより) Apothic Attributes 等 ステータス計算の拡張

手順2: サーバーに導入する

サーバー本体(Forge/NeoForge)の構築が済んでいる前提で進めます。 まだならForgeサーバーの立て方を先に済ませます。

  1. サーバーを停止する
  2. mods/にIron’s本体と前提MODのjarをすべて入れる
  3. サーバーを起動し、ログにirons_spellbooksの読み込みが出ることを確認する
  4. 初回起動でconfig/irons_spellbooks/が自動生成される

起動しない場合は、クラッシュレポートのMissing modsやCaused byの行に、足りない前提MODの名前が書かれています。 読み方はMODサーバーが重い・落ちるときの対処法で解説しています。

手順3: サーバー側configで難易度を決める

Iron’sには呪文ごとに設定ファイルがあります。 config/irons_spellbooks/の中で、呪文単位に威力・マナコスト・クールダウン・入手できるレア度を変えられます。

サーバー管理者がよく触るのは次の3系統です。

  • 威力とマナ: PvPサーバーなら攻撃呪文を弱め、協力プレイなら強めにします
  • 入手難度(レア度・ドロップ): 序盤から強い呪文が出すぎる場合に絞ります
  • ボス・構造物の生成頻度: ワールド生成の負荷にも関わるので、人数が多いサーバーでは控えめにします

サーバー側のconfigは接続した全員に適用されます。 クライアント側で個別に変えても無視されるので、調整はサーバーで行います。

手順4: クライアントに同じMODを配る

参加者全員に、サーバーと同じjarファイル一式を渡します。 バージョン違いを防ぐには、サーバーのmods/フォルダをそのままzipにして配る方法が確実です。 MODパックとしてまとめたい場合は、CurseForgeやModrinthのランチャー機能でプロファイルを共有します。一人だけバージョンが違う事故がなくなります。

手順5: 接続確認と重さの目安

接続できたら、呪文をいくつか撃ってサーバーのTPSが落ちないかを確認します。 Iron’s自体はワールド生成型の大型MODほど重くありません。負荷が上がるのは次の3つです。

  • エフェクトの多い呪文の連発: 主にクライアント側(GPU)の負荷
  • 召喚系呪文でモブが増える: サーバー側のエンティティ処理
  • 構造物・ボス: 新規チャンク生成時の負荷

人数別・PC側まで含めた詳しい目安はIron’s Spellbooksの推奨スペックにまとめています。 メモリの目安は、Iron’s+前提MOD+軽い便利MODなら4GBです。Ice and FireやCreateのような大型MODと組むなら8GBです。 大型MOD構成での考え方はMODサーバーに必要なメモリ量にまとめています。

Official site

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よくある質問

Q. サーバーだけに入れて、友達はバニラのままで遊べる?
A. できません。Iron’sは両側MODなので、参加者全員のクライアントにも同じMOD一式が必要です。
Q. Fabric版とForge版を混ぜて使える?
A. 使えません。サーバーと全クライアントで同じMODローダー(Forge/NeoForge/Fabric)に統一してください。
Q. Epic Fightと一緒に入れられる?
A. 組み合わせているサーバーは多いです。ただし戦闘モーションの扱いで互換パッチが必要になる場合があります。詳しくは魔法RPG鯖の構成例で解説しています。

前提MODが揃い、友達の前で最初の呪文が発動すれば導入は完了です。 次はドラゴンを追加するIce and Fireや戦闘を刷新するEpic Fightを組み合わせて、RPG鯖として育てていきます。 運営者はForge 1.20.1でIron’s向けのアドオンMODを開発・運用しています。呪文の調整やアドオン制作の相談はMODサーバーなんでも相談で受けています。