Aternosが重い・待たされるのは故障ではなく、無料で運営するための設計(混雑時の待機列・無人約5分での自動停止・控えめな共有スペック)が原因です。 週2回以上遊ぶなら、月630円からのVPS(2026-08-22時点)に移すと起動待ちがなくなります。ワールドはそのまま持ち越せ、移行作業の目安は1〜2時間です。
Aternosが重い原因は設計上の制限
Aternosでは、起動から入れるまで10分かかる、遊んでいる最中にカクつく、席を離れると落ちている、という3つの症状がよく起きます。 設定を見直しても解決しません。無料でサーバーを提供する仕組みが原因です。
Aternosの主な制限は次の4つです。
| 制限 | 仕組み |
|---|---|
| 待機列(キュー) | 世界中の無料サーバーを共有設備で動かしているため、混雑時間帯は起動の順番待ちが発生します |
| 自動停止 | プレイヤーが誰もいない状態が約5分続くと、設備を空けるためサーバーが停止します。次に遊ぶときはまた起動からやり直しです |
| スペック上限 | メモリは2GB前後・ストレージ4GBが上限とされています(解説記事ベースの目安)。大型MODや描画距離を伸ばす設定は厳しくなります |
| サーバーの場所 | 設備は欧州にあり、日本からは通信の往復だけで100ミリ秒を超えやすく、操作のワンテンポ遅れにつながります |
Aternosは広告収入で無料を実現しているサービスです。0円でマルチを試す用途では今も有力です。 常用には設計が合わないだけで、サービスが悪いわけではありません。
待ち時間が友達との習慣に与える影響
平日の夜に30分しか遊べない場合、起動待ちの10分で遊べる時間は20分に減ります。 時間より大きい影響は、誘いが減ることです。
「起動したよ」と送っても、入れる頃には友達が別のゲームを始めています。 この積み重ねで、マルチの誘いは減っていきます。 Aternosを常用する損失は、ワールドではなく一緒に遊ぶ習慣が消えることです。
VPSに移すと変わること
VPS(仮想専用サーバー)は、事業者のデータセンターの一区画を借りて24時間動かすサーバーです。 月額はかかりますが、Aternosの制限がすべて外れます。
| 項目 | Aternos(無料) | VPS(有料) |
|---|---|---|
| 起動待ち | 混雑時は待機列 | なし(常時起動) |
| 自動停止 | 無人約5分で停止 | なし(放置系装置も動き続ける) |
| メモリ | 2GB前後が上限の目安 | 2〜16GB以上をプランで選択 |
| サーバーの場所 | 欧州 | 国内データセンター |
| MOD/プラグイン | 対応(スペック内で) | 対応(スペックを選べる) |
| 月額 | 0円 | 630円〜(2GB、2026-08-22時点) |
24時間止まらない利点は、放置系の装置を使うほど大きくなります。 詳しくはアイアンゴーレムトラップを24時間回す方法で解説しています。
乗り換え先の候補2社
Aternosからの乗り換えで比較されやすいのは、テンプレートで構築が簡単な次の2社です。
| ConoHa for GAME 迷ったらこれ | XServer GAMEs | |
|---|---|---|
| 2GBの料金 (2026-08-22時点) | 月630円〜(長期割引パス) | 3日220円〜 |
| 8GBの料金 (ConoHa=12ヶ月パス・2026-09-21時点、Aternos=2026-08-22時点) | 月1,975円〜 | 30日2,500円 |
| お試しのしやすさ | 時間課金あり | 72時間無料お試し |
| 構築方法 | テンプレート+Minecraft Manager | ブラウザ完結 |
| MODの自由度 | 高い(root権限あり) | 管理画面の範囲内 |
| 割り勘(8GBを4人で) | 1人約494円 | 1人約625円 |
ConoHa for GAME 迷ったらこれ
- 2GBの料金
- 月630円〜(長期割引パス)
- 8GBの料金
- 月1,975円〜
- お試しのしやすさ
- 時間課金あり
- 構築方法
- テンプレート+Minecraft Manager
- MODの自由度
- 高い(root権限あり)
- 割り勘(8GBを4人で)
- 1人約494円
XServer GAMEs
- 2GBの料金
- 3日220円〜
- 8GBの料金
- 30日2,500円
- お試しのしやすさ
- 72時間無料お試し
- 構築方法
- ブラウザ完結
- MODの自由度
- 管理画面の範囲内
- 割り勘(8GBを4人で)
- 1人約625円
各社公式サイトの公表値(2026-08-22時点)。ConoHaの長期割引パス価格はキャンペーン適用時(12ヶ月以上の単価は2026-09-21時点の「PLAYHUB!」でも同額・10/9まで)
迷ったらConoHa for GAMEを選びます。 ブラウザからバージョン変更とバックアップを操作できるMinecraft Managerがあり、Aternosの管理画面に近い感覚で使えます。 待機列と自動停止だけがなくなります。
まず数時間だけ試すなら時間課金で契約し、常用を決めたら長期割引パスに切り替えられます。
Official site
Aternosの待機列と自動停止をやめるなら。まず数時間だけ時間課金で試せます
【ConoHa for GAME】マルチプレイがかんたんにすぐ遊べるゲームサーバーMinecraft manager搭載・時間課金と長期割引パスを選べます(2026-08-29時点・公式サイト)
Official site
ブラウザ完結で試したいなら
マルチプレイを簡単にすぐ始められる「XServer VPS for Game」XServer GAMEsは3日220円から。72時間の無料お試しあり(2026-08-22時点)
他社を含めた詳しい比較はマイクラ向けVPS比較にまとめています。
ワールドデータの移行手順(概要)
いま遊んでいるワールドは、そのままVPSに持ち込めます。全体の流れは5ステップです。
- Aternosからワールドをダウンロードする: 管理画面の「ワールド」からzipでダウンロードします。念のためローカルにもコピーを残してください
- VPSを契約する: Minecraftテンプレートを選ぶと、サーバー本体は自動で構築されます
- バージョンとサーバーソフトを揃える: Aternos側と同じバージョン・同じ種類(バニラ/Forge/Fabric/Paper)にします
- ワールドを配置する: ダウンロードしたワールドフォルダをサーバーに転送し、設定ファイル(server.properties)のワールド名を合わせます
- 新しいアドレスを友達に共有する: 接続できたら移行完了です
Forgeサーバーの構築とワールド配置の詳しい手順は Forgeサーバーの立て方で解説しています。 メモリを何GBにするか迷ったらMODサーバーのメモリ目安が参考になります。
移行が終わると、夜にゲームを開いた時点でサーバーは動いています。 先に入った友達の建築が進んでいる状態が普通になります。 まずVPS比較記事でプランを決めます。
Realms(レルムズ)でMODが使えない理由と代替はRealmsでMODが使えない理由と代わりの選択肢にまとめています。