Fabricサーバーは、公式サイトの実行可能jarを起動してeulaに同意するだけで立ちます。 最初にmodsフォルダへFabric APIを入れ、軽量化はLithiumとKryptonを足します(1.21系ならFerriteCoreも)。 参加者は同じバージョンのFabricと同じ内容のMODを揃えます。サーバー専用MODは揃えなくて構いません。
Fabricが向いている遊び方
Fabric(ファブリック)は軽量で、新バージョンへの対応が速いMODローダーです。 最新版で軽量化MODと便利系MODを使う遊び方に向いています。
MODサーバーでは、使いたいMODの新バージョン対応が遅れて、古いバージョンに縛られる状況がよく起きます。 Fabricは対応が速いので、この状況を避けやすいです。 この記事ではFabricサーバーの設置から、軽量化MODの定番構成、友達の接続までを解説します。
Fabricの位置づけ(Forgeとの違い)
| Fabric | Forge/NeoForge | |
|---|---|---|
| 特徴 | 軽量・新バージョン対応が速い | 対応MODが最も多い |
| 得意分野 | 軽量化・便利系・最新版プレイ | 大型MOD・MODパック |
| 前提MOD | Fabric APIがほぼ必須 | 不要なことが多い |
Forge用MODとFabric用MODは混ぜられません。 遊びたいMODの配布ページで対応ローダーを確認してから始めます。 大型MODパック中心ならForgeを選びます(Forgeサーバーの立て方参照)。
2026年からバージョン表記は「26.1」のような年ベースに変わりました。1.21.11が最後の1.x系です。 Fabric本体は最新の26.2まで対応済みです (出典: FabricMC公式・Minecraft公式の告知、2026-08-26時点)。
STEP1: Javaを準備する
必要なJavaのバージョンはMinecraft本体のバージョンで決まります。
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1.20.5〜1.21.11 → Java 21
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26.1以降 → Java 25(出典: Minecraft Wiki、2026-08-26時点)
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Windows(自宅PC): Adoptiumから「Temurin 21 (LTS)」(26.x系なら25)を導入
-
Ubuntu(VPS):
sudo apt install -y openjdk-21-jre-headless
導入後に java -version で確認します。
Javaのバージョン違いは、サーバーが起動しない原因として最も多いものです。
STEP2: サーバーjarを入手する
Fabric公式のサーバーページfabricmc.net/use/serverを開きます。 Minecraftバージョンを選んで「実行可能サーバーjar(Executable Server)」をダウンロードします。 Loader等のバージョンは表示された最新のままで問題ありません (2026-08-26時点の最新はLoader 0.19.3 / Installer 1.1.2。出典: FabricMC公式メタデータ)。
空のフォルダ(例: C:\fabric-server)を作ってjarを置き、次のコマンドで起動します。
例は4GB割当です。batやshファイルにしておくと次回から楽です。
java -Xmx4G -jar ダウンロードしたjar名.jar nogui
初回起動時に、Minecraft本体のサーバーファイルなど必要な物を自動でダウンロードします。 Forgeのようなインストーラ実行や広告ページの通過はありません。
STEP3: eula同意と起動確認
初回は eula.txt を生成して停止します。
MinecraftのEULAを確認して eula=true に書き換え、再度起動してください。
Done (◯◯s)! が出れば成功です。stop で安全に停止できます。
メモリの割り当て量はMOD数と人数で変わります。 考え方はMODサーバーのメモリ目安にまとめています。
STEP4: Fabric APIと軽量化MODを入れる
サーバーを停止した状態で、mods フォルダにjarを入れます。
最初にFabric APIを入れます。 Fabric APIは大半のMODの前提です。公式も「ほとんどのMODはFabric APIの導入を必要とする」と明記しています (出典: FabricMC公式)。
次に、Fabricサーバーの定番の軽量化MODを入れます(いずれも2026-08-26時点・各配布ページ確認)。
- Lithium … ゲームロジック全般の最適化。バニラの挙動を変えない方針で、装置勢も入れやすい。サーバー側だけの導入で動く(参加者は不要)
- Krypton … ネットワーク処理の最適化。人数が多いサーバーで効果が出る
- FerriteCore … メモリ使用量の削減。対応は1.21.11まで(26.x系は執筆時点で未対応)
STEP5: クライアント側の合わせ方と接続
参加者は公式インストーラでFabricを導入します。 サーバーと同じMinecraftバージョンで起動できるようにします。
MODの合わせ方はForgeより少し柔軟です。
- ブロックやアイテムを追加するMOD … サーバーと同じ物をクライアントにも入れる
- Lithium等のサーバー側最適化MOD … クライアントに入れなくても接続できる
- ミニマップ等のクライアント専用MOD … 各自が自由に追加してよい
接続はまず自分のPCで localhost を試し、その後に友達を招待します。
入れないときはサーバーに入れない時のチェックリストを上から順に確認してください。
24時間動かすならVPSで
自宅PCで動かすと、PCを消している間は友達が遊べません。 Fabricの軽量構成は、大型Forge環境より小さいVPSプランで動きます。 手順はこの記事のままで、STEP1のUbuntuコマンドを使うだけです。 プラン選びはマイクラ向けVPS比較にまとめています。
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Fabricを自分で入れる場合も、テンプレートでサーバー本体だけ作ると時間が短縮できます
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よくある質問(FAQ)
Q. ForgeのMODをFabricサーバーで使える?
使えません。ローダーが違うMODには互換性がありません。サーバーとクライアントのローダーも一致が必要です。 遊びたいMODがForge専用なら、Forgeサーバーを立てます。
Q. バージョンは26.2と1.21.11のどちらを選ぶ?
入れたいMODがすべて対応しているバージョンを選びます。 Fabric API・Lithium・Kryptonは26.2対応済みです。FerriteCoreのように1.21.11止まりのMODもあります(いずれも2026-08-26時点)。 1つでも未対応のMODがあれば1.21.11にします。
Q. 軽量化MODを入れても重いままなのはなぜ?
原因がメモリ不足・特定チャンクの負荷・回線のどれかで対処が変わります。 原因別の対処はMODサーバーが重い時の対処法にまとめています。
次に読む:
立てた後に入れる定番はFabricで最初に入れるMOD16選を参照してください。